どうも!
MIZAR代表の海猿(中村)です。
過去も現在も、そして未来も・・・・
ワームのカラーについて考え、悩むアングラーがほぼ100%でしょう。
私自身もルアーフィッシングを40年以上やってきて、ルアーのカラーについて翻弄され、思い込みを20年間くらいしておりました。
この間・・・・
『このカラーが釣れる!』
『このカラーじゃないと釣れない』
『水色が・・・だからこの色』
『ベイトが・・・』
『濁りが・・・』
『常夜灯の色が・・・』
『光量が・・・』
『スレたから・・・』
等々・・・・
そんな事を考えておりました・・・・
そして色々なカラーを買いあさっていましたね・・・
今の私しか知らないアングラーは【海猿=アジング】と思われると思いますが・・・
ブラックバスから渓流・本流・管釣り・ソルトの他魚種にわたり過去に様々なルアーフィッシングをやってきました。
その答えを今回はお伝えしたいと思います。
今回はルアー(ワーム)のカラーについて書きますが
大前提として・・・
◎ルアーフィッシングにおいて釣果を左右する大きな要素はカラー以外の部分である
という事を先ずは頭に入れてもらいたいのですが、👆これが受け入れられないアングラーが大半であり、経験や実績を重ねても👆に気付かないアングラーも多いと感じます。
とはいえ、カラーが全く釣果に影響しない訳ではなく、アジングにおいても僅かながら釣果に影響する場合があります。
※強調しますが
僅かしかありません。
しかも、いつも僅かに影響するのではなく、影響する状況が僅かにあるだけで、殆どのアジングにおいて・・・
カラーは関係ありません。
👆これ👆を読んで眉をひそめるアングラーが殆どですがREALであり真実です。
前置きが長くなりましたが、本題に移ります。
MIZARのワームにも沢山のカラーバリエーションがあり、何を選べば良いか悩んでいるアングラーも少なくないと感じる。
『カラーは関係ない!』と言ってるくせになんで?こんなにカラーを出してるんだ?という声も聞こえてきそうなので後ほど説明しよう。
魚は色を認識できない
様々な研究者により魚の視力についての研究がなされているが、殆どの魚は色を識別できないという研究結果ばかりである。
とはいえ、色んな説があるので100%正解なのかは解らないが、私自身のルアーフィッシングの釣果等を冷静に分析しても同じ答えである。
色を認識できないという事はモノクロの世界であるという事。
しかし、白黒・モノクロでしか見えない魚にも見え方の違いは存在する
見え方の違いとは
①濃淡(白→黒というような色の明るさ、暗さの違い)
②光の透過率(光が物質を通過する時の光の減衰率)
③発光(GLOW・UVケイムラ)
ということで、以上の3つを考えるだけで良いと感じる。
①濃淡で考える場合
👆ハッキリ言うと、上記のカラーは濃淡において見え方はほぼ変わらない。
この5本で唯一違いがあるのが・・・
👇モノクロだとこうなる
真ん中のオーロラホワイトが白に近いので僅かに見え方は変わってくるが、他のカラーの見え方はほぼ一緒。
したがって、真ん中以外のカラーはどれか1つあればOK!
クリア系の場合
一番手前の赤ラメはチョッと見え方が違う。
これはラメの色というよりラメの量による見え方の違いである。
ラメ量が多いと濃淡の【濃】寄りになってくる。
常夜灯下を想定
👆上から撮影した画像
常夜灯下で下から見た場合特に光の透過性が見え方の違いを見てみよう!
ダンボールの上にガラス容器を置き、ワームを並べてダンボールの下にカメラを入れて撮影した。
👆下から撮影した画像
下段右から3番目は濃い色である【イワシグロス】一見、同じように見えるが黒っぽい為、意外とシルエットは見えにくい。
濃い色がシルエットがハッキリするというのはオカルトかも。
上段一番左が【シラスグロー】濃淡により一番ハッキリと見える。
ただし、モノクロ画像を見てもらえば分かると思うが、その他は大差ないのが解かるハズ。
これこそがREALである。
更に・・・・・
ガラス容器に置いたワームを下から撮影
何が言いたいか?解りますか???
リブが付いたクリア系のワームのシルエットに注目。
上から2番目のワーム(ドクリアー)光の屈折により存在感が高いのではないか?
そして・・・・
実際にはこれくらいの暗さか?もっと暗い状況もあるだろう。
REALアジから見たワームカラーが👇
ガラス容器に置いたワームを下から撮影
アジになったことが無いので分からないが実際は👆こんな感じで見えているのではなかろうか?
もうね・・・
もはや色なんてものは関係ない。
クリア系が唯一他と違う感じ。
まとめ
という事で、カラーをチョイスする場合
①濃淡で違いがあるモノを3種類くらい
②透明度の違いがあるモノを2種類くらい
③グロー・UV等を上記に合わせて
これくらいがあれば間違いなく釣果の差は一切出ないと思います。
カラー選びで一番重要な事
自分が一番釣れると思うカラー選びをしましょう!
釣れないだろうと思っているカラーでやっていると釣りが雑になるし、集中力も欠く事になり、結果的に釣果は下がりますし、信頼できないカラーを使うとそもそも楽しくないはずです。
まとめのまとめ
色々と【見え方について】書きましたが、見え方の違い=釣果の差とならない場合がほとんどです。
また、グローやUVによる釣果の差は無いのではないかと思っています。
しかし、選ぶのはアナタ!
『もしかしたらこの色なら釣れるかも』というアナタの気持ちは誰に何を言われても払拭することは出来ません。
なのでMIZARのワームは14種類作っております。
人それぞれ好きなカラーや信頼しているカラーが違うからですね。
最後に・・・・
カラー選びで迷う必要は無いという事を理解いたき、釣果を上げる為には・・・・
◎レンジ
◎アクションの種類
◎スピード
◎方向
これこそが最重要であることを大前提として考えましょう!!
メーカーらしからぬ情報発信ですが、これがREALです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
MIZAR 代表 中村 剛士
4件のコメント
George Tastsidis
Σας ευχαριστώ για τον χρόνο που αφιερώσατε να σχολιάσετε από την Ελλάδα.
Ο κόσμος του ψαρέματος είναι γεμάτος παραπληροφόρηση.
Απολαύστε το ψάρεμα!
Σας ευχαριστώ!
Σας ευχαριστούμε για της πληροφορίες. όπως όλοι στην αρχή είχα λανθασμένες απόψεις . τώρα πλέον μετά απο 17 χρόνια μπορώ να πώ ότι συμφωνώ με όσα γράφετε. Σας ευχαριστούμε και πάλι . καλημέρα απο Ελλάδα
RainyForest 様
コメントありがとうございます。
これまで釣り業界からの情報があまりにもデタラメだと感じたのが20年近く前になります。
私自身も翻弄されてましたが、客観的に釣果を判断する事が出来るようになってからはモノ売りや立ち位置の為の情報発信だと気付きました。
また、釣れない理由をタックルが原因と考える事がアングラーのスキルUPの大きな妨げになり、更には釣りの楽しさも拡がらないという事にも気付きました。
釣りをもっと楽しく!する為に今後もしっかりとした理論や情報を発信したいと思います。
ありがとうございました。
MIZAR 代表 中村剛士
これ迄にアジングのワームに関する記事を沢山読んできましたが、ここまで論理的に解説された記事は初めてでした。海の無い岐阜に住んでおり釣行回数が少ない分知識だけでもと思い色々と調べすぎた結果表現は悪いですがメーカーの情報に踊らされワーム・ロッド共に必要以上にお金を使ってしまいました。今後も有益な情報を発信して頂けましたら幸いです。