【アジングの向こう側】へようこそ!!
今日は令和6年8月27日です。
◎このブログはルアーフィッシングに限らず、『釣り』が更に楽しくなる理論や技術、知識をお伝えします
◎アングラーを煽るような内容等、根拠の無い理論等は一切発信しません。
あくまでも『釣りを楽しむ為の真実』と『読んでいただいたアングラーさんのスキルが上がる』内容を発信します。
MIZARはアングラーに『より楽しく!』を提供します。
今回のテーマ
【ワームの選び方】
溢れる情報とワームの種類やカラー・・・・
ワーム選びについて、これまで色々なアングラーから沢山の質問を受けてきた。
その内容の殆どが
『どんなワーム使ってますか?』
『カラーは何色が良いですか?』
といったものである。
確かに・・・
色々な情報と沢山のアジングワームが存在するので迷うのだろう・・・
これまでの釣り業界から発せられる情報をインプットするしかない初心者アングラーや、経験を積んでもその経験を正しく解釈出来ないアングラーは常にこういう疑問がつきまとうのも理解できる。
今回はこういったアングラーさん、過去の釣り業界から刷り込まれた『誤った認識』をされているアングラーさんの迷いを払拭してもらう為に・・・
MIZAR代表中村が考える
【正しいワームの選び方】について解説します。
本題に入る前に・・・
何故?MIZAR代表中村はこういった発信をするのか?
これについてお伝えしておく必要があると考える。
端的に言うと・・・
『もっとアジングを楽しんでもらいたから』である。
誤った認識をすることのデメリットを挙げると・・・
- 釣果が上がり難い
- 思考が偏り、楽しさの奥深さが得られない
- 飽きる
- アジングをやめる
要するに、MIZAR理論を理解し、実践する事で必ず釣果は上がり、思考の幅も広がりアジングがもっと楽しくなると考えているから。
アジングや釣りの楽しさ、楽しみ方は色々ある。
仲間とワイワイする楽しさ。
真実では無い『こうしたからこうなる』のようなアジングごっこ的な楽しさ。
私の言うところの『楽しさ』とは、【真にアジングをする事の楽しさ】である。
その楽しさを得ることはその他の色々な楽しみ方をする時にも役に立つものとなるだろう。
本題に入ります。
本当の事
ワームやカラーを選ぶ上で多くのアングラーさんが考えることの1つである
ワームやカラーを変える事で魚の反応が変わり釣果が変わる
こう考えているアングラーさんは多い。
今、偉そうに書いている私も過去はそう考えている時期があったのも事実である
そして現在も僅かではあるがそう考えているのも事実。
しかし・・・
そのワームやカラーの違いで釣果が変わる!という考えの比重の大きさが問題となる。
釣れない時に、ワームの種類やカラーのせいにしてしまう事は・・・
アングラー側からすれば一番簡単な答えとなる。
つまり、考えない原因となる。
本当はアジが反応しやすい『動き』や『方向』、『速度』でアジの目の前にしっかりとアプローチさせることが出来れば殆どのワームで釣れるのだが・・・
この一番大事な己の『アプローチ方法』を考えなくなるのが
ワームやカラーを変える事で魚の反応が変わり釣果が変わる
という考えに大きく比重を置いているアングラーである。
結果的にそれは釣れない原因となる事が多く、そういうアングラーさんを沢山見てきた。
こういった思考に成ってしまったのは『過去の釣り業界からの情報』が原因であると私は考えている、なので壊す必要があると・・・
ただ、自然相手の【釣り】においては正しい解釈をするのが難しく、誤情報を真実だと捉えてしまうのも仕方がないとも考えている。
『ワームの選び方を早く書け!』という声が聞こえてきたので、そろそろ本題の本題に入ろう。
アジングにおけるワームを選ぶ要件となるもの
- アプローチ
- アクション
- フッキング
- 反応
- 耐久性
要件に基づくワームを選ぶ基準
- 長さ
- 太さ
- 体積
- 形状
- 硬度
- 色
これらをどの様にチョイスするのかを解説します。
1.アプローチ(最重要)
今、貴方がどのようにアジの口元にアプローチしたいのか?
考えるべき要素として
- 飛距離 :必要?不必要?
- 沈下速度、レンジ:早く沈めたいorスロー?
- 潮流:流したい?流したくない?
- 食わせるときの状態:早い?遅い?
アジングで釣果を出す為に最も重要なアプローチ
例えば飛距離を出してアプローチしたいならば体積や形状を考え細いモノや小さいモノ、逆に硬くて重いモノを選択。
基準で挙げたその他の3項目も正確かつ効率的なアプローチが出来るのか?を考えて、サイズ・形状等を選択する。
2.アクション
どの様なアクションでアジにアプローチしたいのか?
考えるべき要素として
- 形状
- 大きさ
リトリーブなのか?アクションフォールなのか?トゥイッチ?ダート?
それぞれのアクションに適う大きさや形状を選択する。
3.フッキング
考えるべき要素として
- 形状
- 長さ・太さ
- 硬度
- 食わせの状態
バイトの質、フッキング率を考えて選ぶこと、食わせの状態(静・動)によってもワームの長さや形状、硬度の最適解は違う。
4.反応(重要度:軽)
考えるべき要素として
- 形状
- 長さ・太さ
- 色
これによってアジの 反応が変わる事はある。
しかし、アジングシーンにおいてこの【反応】を考えることは重要ではない場合が殆どである。
時期、タイミング、個体状態、これらについて大きさ等を考慮し選ぶことが必要な状況も存在する事は頭の片隅程度に置いておこう。
そして皆さんが最も知りたいであろうカラーについて
【MIZARが提唱する持っておきたいワームカラー】
これくらいあれば日本全国どこでも大丈夫!
これについては次回の記事で詳しく解説します。
まとめ
- どの様にアプローチしたいか?でワームを選ぶ
- ワームを変えても魚の反応は変わる事は少ない
- 変わったと感じるのは『たまたま』であることが多い
- 形状や体積の違いでアプローチが変わったから結果的に釣れる事がある
以上、残念ながらある程度、同じような大きさ、太さ、硬度のワームであるならば釣果は変わらない。
そこに拘っていると釣果に直結するもっと大事なアプローチ等に気が回らない事になり結果、釣果が出しにくくなるという事を理解していただき、今後のアジングを展開していくとで考える方向性がより深いモノとなり、更に楽しくなりと考えています。
最後までありがとうございました。
MIZAR 代表 中村