アジングのリーダについて・・・

アジングのリーダについて・・・

先日の久しぶりの【貫徹16時間連続アジング】により疲れが抜けない代表の中村です。

今回のテーマは・・・

【アジングのリーダー】

今回はメインラインがPEもしくはエステルを使用したときのリーダーについて説明します。

先ずはメインラインがエステルの場合・・・・

エステルラインをメインラインとする場合のリーダー素材は・・・

フロロカーボン一択

リーダーにおけるナイロンのしなやかさや伸び、逆にエステルの伸びの少なさ等、何れもメリットは少なく、デメリットが大きいというのが理由です。

これはナイロンラインやエステル等様々な素材をリーダーとして長年にわたり全てを試した結果の私の結論です。

 

アジングにおけるリーダーの役割を正しく認識しよう!

様々なルアーフィッシングにおいて、それぞれリーダーの役割や目的は違います。

アジングにおけるリーダーの主な役割は・・・・

【メインラインの強度を最大限に発揮する】事が主な役割となります。

どういう事かというと、エステルラインにしろ、PEラインにしろジグヘッドにメインラインを直結する事でメインラインの本来の強度が大幅にが下がります。

これは硬いモノに結束すると、ラインが締まり込んで著しく破断しやすくなるのがエステル・PEの特性だからです。

また、PEラインを直結すると、しなやかすぎることでフックを拾いやすくなりライントラブルも多くなってきます。それを解くのもまた困難となります。

アジングにおいてリーダーの役割はメインラインの強度を最大限に発揮する為!

👆先ずはこれをしっかりと頭の中に入れておくことが重要です。

 

最も弱い部分を知る事

エステルラインをメインラインにした場合、根掛かりや大物が掛かって切れるのは、ほぼメインラインとリーダーの結束部分ですよね?

という事は、結束強度を最大限に出す事が重要となります。

上記をふまえると・・・

リーダー自体の強度はほぼ関係なくなるという事です。

安いリーダーを使っても高いリーダーを使ってもリーダーが切れることは無く、本線とリーダーの結束部分が切れるのがREALな現実です。

 

 

結束強度を高める為に考える事は?

① 本線とリーダーの結束方法と絞め込み方法・強さ

② リーダーの硬度

③ メインラインとリーダーの太さの関係

これはリーダー自体の強度はあまり関係はありませんが、エステルラインと結束する場合、リーダーの硬度やコーティングによって結束強度に大きく影響するので重要になってくるという事です。

とはいえ、一概には硬い方が良いとか、軟らかい方が良いといった単純なモノではなく、メインラインとリーダーの太さの関係や結束方法、締め込み方によっても大きく変わってきます。

なので、実際に使っているメインラインに対して・・・

◎どれくらいの太さのリーダーがベストなのか?

◎リーダーの硬度は?

◎締め込み方法、強さは?

これを試してみる事が重要ですね。

 

 

リーダーの種類、号数を選ぶ時の要素

 

① メイン魚のサイズ、重量

② 魚の取り込み方法

③ メインラインの号数・太さ

④ 不意の大物に対する考え方

メインラインの強度を最大限に発揮させたい場合は、これに加え上記に書いたリーダーの硬度、コーティングを考慮します。

逆にアジが小さい場合や不意の大物も掛かる可能性の少ない場合は深く考える必要はありません。

 

リーダの太さを決める考え方

 例えば、メインラインがエステル0.3号の場合・・・

リーダーの太さは0.6号~1号程度が基準となります。

メインラインの2倍~3倍の太さと覚えておきましょう!

これより細くても太くても結束強度(メインライン強度の最大限の発揮)は下がってきます。

20㎝くらいのアジならば・・・

あれこれと書きましたが、20㎝程度のアジをエステル0.3号程度でアジングする場合は、かなりデタラメなセッティングや結束方法でも問題なくアジは釣れます。なのでリーダーの種類や結束方法等を深く考える必要はありません。

 リーダー無し!でも問題ない場合も多くあります。

 

 

ドラグユルユルは・・・

 メインラインとリーダの結束強度不足によるラインブレイク・・・・

本来、絶対に切れることないアジのサイズなのに・・・

ドラグがユルユルなアングラーは結束強度が出せずに過去に切れた経験があったり、ワケの解らないYouTube動画の悪影響ですね・・・

無意味にユルいドラグ設定はメインラインにどんどん【撚り】を蓄積させ、ラインの強度低下、ライントラブルの原因となりますのでワケの解らないYouTube動画の真似はやめた方が賢明です。はい・・・

なので、リーダーを正しく強く結束した場合のラインの【限界】を正しく認識することがスキルアップに繋がってきます。

 

私がリーダーに拘る理由

アジングは他のルアーフィッシングに比べるとライン強度の限界付近で戦う釣りである場合が多いと感じます。

特にエステル0.3号~0.4号をメインラインで使い50cmのアジが掛かる可能性のアジングを展開しているのでリーダーの種類や結束方法はシビアになります。

 

あとは・・・

老眼・・・・

ちじれやすいリーダーがあります・・・

チョッとラインに摩擦を与えるとクリンクリンになるリーダー・・・

強度云々ではなく、そういったリーダーは老眼の敵です・・・

 

 

さて最後に・・・

アジング用リーダー エギング用・シーバス用・フカセ用等々・・・

『〇〇用』といったルアーやロッド、ラインが数多く存在しますが・・・

初心者を釣る為のモノですね。

 

アジしか釣れないワームやイカしか釣れないロッド、シーバスしか釣れないラインといったモノはこの世に一切存在しません。

その商品の特性を理解し、自分の釣法や使用目的に合ったモノであれば『〇〇用』といったモノにとらわれない事で思考の幅や楽しみ方が大きくなると感じます。

 

 最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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MIZAR 代表 中村 剛士

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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6件のコメント

勉強になります🐷

松山誠

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